サイトマップを表示します。


乳等省令

14 乳のスルファジミジン試験法
  1. 装置
    ___紫外分光光度型検出器付き高速液体クロマトグラフを用いる。
  2. 試薬・試液
    ___次に示すもの以外は、食品、添加物等の規格基準第1
    ___食品の部D 各条の項の○ 穀類、豆類、果実、野菜、種実類、茶及びホップの2 穀類、豆類、果実、野菜、種実類、茶及びホップの成分規格の試験法の目の(2) 試薬・試液に示すものを用いる。
    ___アルミナ(中性)ミニカラム(一、八五○r) 内径八oから九oまでのポリエチレン製のカラム管に、カラムクロマトグラフィー用に製造したアルミナ(中性)一、八五○rを充てんしたもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。
  3. 標準品
    スルファジミジン 本品はスルファジミジン九九%以上を含む。
    融点 本品の融点は一九八度から二○一度である。
  4. 試験溶液の調製
    1. 抽出法
      ___試料一○・○gを量り採り、アセトニトリル二五ml及び無水硫酸ナトリウム二○gを加え、毎分三、○○○回転で五分間遠心分離を行い、アセトニトリル層を一○○mlの分液漏斗中に移す。これにアセトニトリル飽和n―ヘキサン二五mlを加え、振とう機を用いて五分間激しく振り混ぜた後、静置し、アセトニトリル層をすり合わせ減圧濃縮器中に移す。遠心分離管の残留物にアセトニトリル二五mlを加え、一分間激しく振り混ぜた後、前記と同様の条件で遠心分離を行い、アセトニトリル層をその分液漏斗中に合わせる。振とう機を用いて五分間激しく振り混ぜた後、静置し、アセトニトリル層をそのすり合わせ減圧濃縮器中に合わせ、n―プロパノール一○mlを加え、四○度以下でアセトニトリル及びn―プロパノールを除去する。この残留物にアセトニトリルと水を一九対一の割合で混合した溶液三mlを加えて溶かす。
    2. 精製法
      ___アルミナ(中性)ミニカラム(一、八五○r)に、アセトニトリルと水を一九対一の割合で混合した溶液一○mlを注入し、流出液は捨てる。このカラムに   A 抽出法で得られた溶液を注入し、流出液は捨てる。このカラムにアセトニトリルと水を一七対三の割合で混合した溶液一○mlを注入し、流出液をすり合わせ減圧濃縮器中に採り、四○度以下でアセトニトリル及び水を除去する。この残留物にアセトニトリルと○・○二五mol /1リン酸一ナトリウム溶液を三対一七の割合で混合した溶液一・○mlを加えて溶かし、アセトニトリル飽和n―ヘキサン○・五mlを加え、毎分三、○○○回転で五分間遠心分離を行う。n―ヘキサン層を捨て、アセトニトリル及びリン酸一ナトリウム溶液の混液層を採り、これを試験溶液とする。
  5. 操作法
    1. 定性試験
      ___次の操作条件で試験を行う。試験結果は標準品と一致しなければならない。
      操作条件
      カラム充てん剤 オクタデシルシリル化シリカゲル(粒径五μm)を用いる。
      カラム管 内径四・○oから六・○oまで、長さ一五○oのステンレス管を用いる。
      カラム温度 四○度
      検出器吸光波長二六八nmで操作する。
      移動相 アセトニトリルと○・○二五mol /1リン酸一ナトリウム溶液を三対一七の割合で混合した溶液を用いる。スルファジミジンが約一○分で流出する流速に調整する。
    2. 定量試験
      ___A 定性試験と同様の操作条件で得られた試験結果に基づき、ピーク高法又はピーク面積法により定量を行う。
15 乳のチアベンダゾール及び五―プロピルスルホニル―一H―ベンズイミダゾール―二―アミ
___ン試験法
  1. 装置
    ___紫外分光光度型検出器及び蛍光検出器付き高速液体クロマトグラフを用いる。
  2. 試薬・試液
    ___次に示すもの以外は、食品、添加物等の規格基準第1 食品の部D 各条の項の○ 穀類、豆類、果実、野菜、種実類、茶及びホップの2 穀類、豆類、果実、野菜、種実類、茶及びホップの成分規格の試験法の目の(2)
    試薬・試液に示すものを用いる。
    アルミナ(中性)ミニカラム(一、八五○r) 内径八oから九oまでのポリエチレン製のカラム管に、カラムクロマトグラフィー用に製造したアルミナ(中性)一、八五○rを充てんしたもの又はこれと同等の分離特性を有するものを用いる。
  3. 標準品
    チアベンダゾール 本品はチアベンダゾール九九%以上を含む。
    融点 本品の融点は三○四度から三○五度である。
    五―ヒドロキシチアベンダゾール 本品は五―ヒドロキシチアベンダゾール九九%以上を含む。
    融点 本品の融点は二八三度から二八六度である。
    五―プロピルスルホニル―一H―ベンズイミダゾール―二―アミン 本品は五―プロピルスルホニル―一H―ベンズイミダゾール―二―アミン九九%以上を含む。
    融点 本品の融点は二二二度から二二三・五度である。
  4. 試験溶液の調製
    1. 抽出法
      ___試料五・○○gを量り採り、酢酸エチル五○ml及び四mol /1炭酸カリウム溶液一mlを加え、毎分二、六○○回転で五分間遠心分離を行い、上澄液を二○○mlの三角フラスコ中に移す。沈殿に酢酸エチル五○mlを加え、細砕した後、前記と同様の条件で遠心分離を行い、上澄液をその三角フラスコ中に合わせる。これに適量の無水硫酸ナトリウムを加え、時々振り混ぜながら一五分間放置した後、すり合わせ減圧濃縮器中にろ過し、四○度以下で酢酸エチルを除去する。この残留物にアセトニトリル五○mlを加えて溶かし、二○○mlの分液漏斗(甲)中に移す。これにアセトニトリル飽和n―ヘキサン五○mlを加え、振とう機を用いて五分間激しく振り混ぜた後、静置し、アセトニトリル層を二○○mlの分液漏斗(乙)中に移す。これにアセトニトリル飽和n―ヘキサン五○mlを加え、振とう機を用いて五分間激しく振り混ぜた後、静置し、アセトニトリル層をすり合わせ減圧濃縮器中に移し、n―ヘキサン層を分液漏斗(甲)中に合わせる。これにアセトニトリル一○mlを加え、振とう機を用いて五分間激しく振り混ぜた後、静置し、アセトニトリル層をそのすり合わせ減圧濃縮器中に合わせ、四○度以下でアセトニトリルを除去する。この残留物に酢酸エチル一mlを加えて溶かす。
    2. 精製法
      ___アルミナ(中性)ミニカラム(一、八五○r)に、酢酸エチル一○mlを注入し、流出液は捨てる。このカラムにA 抽出法で得られた溶液を注入し、流出液は捨てる。このカラムに酢酸エチルとメタノールを三対七の割合で混合した溶液一五mlを注入し、流出液をすり合わせ減圧濃縮器中に採り、四○度以下で酢酸エチル及びメタノールを除去する。この残留物にアセトニトリルと○・○二五mol /1リン酸一ナトリウム溶液を一対四の割合で混合した溶液一・○mlを加えて溶かし、これを試験溶液とする。
  5. 操作法
    1. 定性試験
      ___次の操作条件で試験を行う。試験結果は標準品と一致しなければならない。
      操作条件
      ___カラム充てん剤 オクタデシルシリル化シリカゲル(粒径五μm)を用いる。
      ___カラム管 内径四・○oから六・○oまで、長さ一五○oのステンレス管を用い
      ________________る。
      ___カラム温度 四○度
      ___検出器 チアベンダゾール及び五―プロピルスルホニル―一H―ベンズイミダゾール―二―アミンの試験を行う場合は、励起波長三○○nm、蛍光波長三七○nmで操作する。
      ___五―ヒドロキシチアベンダゾールの試験を行う場合は、吸光波長二九八nmで操作する。
      ___移動相 アセトニトリルと○・○二五mol /1リン酸一ナトリウム溶液を一対四の割合で混合した溶液を用いる。チアベンダゾールが約一○分で流出する流速に調整する。
    2. 定量試験
      ___A 定性試験と同様の操作条件で得られた試験結果に基づき、ピーク高法又はピーク面積法により定量を行う。
16 乳のベンジルペニシリン試験法
  1. 試薬・試液
    ___次に示すもの以外は、食品、添加物等の規格基準第1
    ___食品の部D 各条の項の○ 穀類、豆類、果実、野菜、種実類、茶及びホップの2 穀類、豆類、果実、野菜、種実類、茶及びホップの成分規格の試験法の目の(2)
    試薬・試液に示すものを用いる。
    継代保存用培地 ペプトン、肉エキス、塩化ナトリウム、寒天等の組成からなる培地を用いる。
    検査用平板 加温溶解後五五度に保持した試験用培地一、○○○mlに試験菌液五mlを加えて混和した後、八mlを内径八五oのペトリ皿に分注し、水平に保つて凝固させる。
    試験菌液 継代保存用培地で継代培養したBacillus stearothermophilus ver.calidolactis C―953の菌株を増殖用培地に接種し、五五度で六時間培養したものを試験菌液とする。
    試験用培地 牛心臓浸出液、ペプトン、塩化ナトリウム、寒天等の組成からなる培地を用いる。
    増殖用培地 酵母エキス、トリプトン、ブドウ糖等の組成からなる培地を用いる。
    ディスク 直径一○o、厚さ一・五oのパルプディスクを用いる。
    リン酸緩衝液(pH六・○) リン酸一カリウム七・○gを水五○○mlに溶解し、リン酸二ナトリウム六・○gを水五○○mlに溶解したものを加えて混合する。
  2. 標準品
    ベンジルペニシリンナトリウム 本品はベンジルペニシリン一、六五○単位/r以上を含む。
    融点 本品の融点は一二九度から一三○度である。
  3. 試験溶液の調製
    1. 抽出法
      ___試料二五gを量り採り、水二五ml及び飽和エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム溶液五mlを加え、振とう機を用いて五分間激しく振り混ぜた後、毎分三、五○○回転で五分間遠心分離を行い、水層を吸引ろ過する。ろ液に二五%塩化ナトリウム溶液六mlを加える。
    2. 精製法
      ___オクタデシルシリル化シリカゲルミニカラム(五○○r)に、アセトニトリル一○ml、水一○ml及び二%塩化ナトリウム溶液五mlを順次注入し、流出液は捨てる。このカラムにA 抽出法で得られた溶液を注入した後、二%塩化ナトリウム溶液一○ml及び水一○mlを順次注入し、流出液は捨てる。このカラムにアセトニトリル及び水をそれぞれ四対一の割合で混合した溶液五mlを注入し、流出液にアセトニトリル及び水をそれぞれ四対一の割合で混合した溶液を加えて一○mlとし、これを試験溶液とする。
  4. 操作法
    1. 定量試験
      ___試験溶液五mlをすり合わせ減圧濃縮器中に採り、四○度以下でアセトニトリル及び水を除去し、この残留物にリン酸緩衝液(pH六・○)一・○mlを加えて溶かす。この溶液をディスクに吸着させ、五五度で一七時間培養する。阻止円の直径を標準品と比較して定量を行う。
    2. 確認試験
      ___薄層板は、ガラス板上に薄層クロマトグラフ用微結晶セルロースを○・一oの厚さに延ばしたものを使用する。試験溶液五mlをすり合わせ減圧濃縮器中に採り、四○度以下でアセトニトリル及び水を除去し、この残留物にアセトン及び水をそれぞれ一対一の割合で混合した溶液一・○mlを加えて溶かす。この溶液四μlを薄層板につけ、アセトン、水及び一―ペンタノールをそれぞれ一対三対四の割合で混合した溶液を展開用溶媒として上昇法により一○○o展開した後、風乾する。薄層板を薄層が上になるようにして、角型ペトリ皿に入れる。加温溶解後五五度に保持した試験用培地一、○○○mlに試験菌液五mlを加えて混合した溶液を、薄層板上に二oの厚さになるように分注し、水平に保つて凝固させる。一時間放置した後、五五度で一七時間培養し、阻止円のRf値を標準品と比較する。
17 11から16までに掲げる試験法と同等以上の性能を有すると認められる試験法